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2015/09/25

報告 第五十一回 起業成功塾 『ビジネスで活用できる著作権法の基礎~ケースから考えるオリジナルと模倣の違い~』

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第51回起業成功塾も大盛況にて終了いたしました!!

 

今回は、あらた法律事務所から弁護士の細井大輔先生に

ご登壇いただきました。

 

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セミナー内容は、連日、オリンピックエンブレム盗作問題で

世間を騒がせていた”著作権法”についてです。

 

テレビで騒がれてはいるものの、

オリジナルと模倣の見分け方は一般人にとって

判断しづらく、曖昧なものだと思います。

 

 

細井先生には

それらを判断するために

まず知的財産権について教えていただきました。

 

知的財産権とは、人が考えたアイデアが形となったとき、

それに対する知的価値を守るための権利です。

 

知的財産権のなかには様々な種類があり

保護の対象によって取得する権利が異なります。

 

例えば、発明を保護する特許権、デザインを保護する意匠権、

マークを保護する商標権、

そして、今回のセミナーテーマでもある

創作物を保護する著作権などがあります。

 

最初にあげた3つの権利に関しては

特許申請を自らする必要がありますが

著作権は自動的に発生する権利です。

 

さらに著作者の死後50年間も権利が保護されるという

圧倒的な保護期間の長さに依拠することもあり

知的財産権のなかでも一番強い権利だと言えるようです。

 

著作権は文化の発展に寄与することを目的として与えられており

故意に侵害すると刑事上の責任を問われます。

 

そこで、問題になるのが、

“故意”に著作物の権利を侵害しているかを

どのように判断するのかということです。

 

 

細井先生によると、

この判断には著作物性、依拠性、類似性

以上3つの基準があるそうです。

 

 

著作物性とは創作物になんらかの形で個性が発揮されていることで、

独創性は不要、子どもの絵なども著作物性があるといえます。

 

依拠性とは、(盗作されたと主張している)著作物に接する、知りうる機会があったかどうか、

 

類似性とは著作物との本質的な特徴が似通っているかどうかを指します。

 

著作物とは創作的に表現されたものであり

事実、データ、ありふれたものや名前、アイデアそのものは

一部の例外を除いて著作物とはいえません。

 

これら3つの基準を踏まえて

その著作物が権利を侵害したかしていないかを判断します。

 

 

博士イラスト事件やAsahiロゴマーク事件、

今注目の佐野エンブレム事件などの事例について

これら3つの基準から丁寧に解説していただきました。

 

 

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最後に細井先生からの一言。

 

 

「実現が困難な新しい価値観、社会にとっていいサービス。

大企業でも、中小企業、個人でも

誰にでも新しい価値観(ビジョン)を実現できます。

(著作権に負けない)価値観を実現しようとする強い意志を持とう!」

 

 

 

経営者の皆さんはビジネスをするうえで

重大な損害を被る可能性もあります。

 

そのときのための有益な知識を学べた

大変貴重なセミナーでした!!

 

 

勉強会後の懇親会では、

もちろん講師の方も参加され、セミナーでは聞けないお話も教えていただけます。

 

皆様の次回のご参加をお待ちしております!

 

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